八男って、それはないでしょう！ 最終回

　八男って、それはないでしょう！ 最終回を視聴しました。
　クルトはこれといった見せ場なくやられてしまいました。悪役らしい最後といえば最後ですが最終回なんだからもうちょっとましなラストバトルはなかったのでしょうか。
　クルトは魔道具「竜使いの笛」が本物か偽物か少し考えればわかったはずです。遺跡から発掘された「竜使いの笛」が仮にあったとしても本物かどうか確認するために最低1回は使用してみないといけません。しかし、1回でも笛を吹いてしまえば大騒ぎになります。ドラゴンが大量にその場にやってくるのですから。そういう噂を聞いた事がなければその笛は偽物と考えればいいのです。
　仮に本物だったらクルトにかさずに竜使いの笛を持っていた本人が使えばいいのです。そうしないのはなぜか。それは笛が偽物だからです。
　こういう事にクルトが気づくほどに賢ければ立派な領主になれたでしょうけど・・・。
現領主であるヴェルの父親は全く登場しないという不自然さも気になりました。
　ほかの仲間もこれといった見せ場がなかったのも問題です。唯一活躍があったのは7話と8話ぐらいです。他の回はいてもいなくてもよかったように思います。ここまで仲間の扱いが悪い異世界転生ものは初めてです。

八男って、それはないでしょう！ 1 (MFブックス)

• 出版社/メーカー: KADOKAWA
• 発売日: 2014/05/25
• メディア: Kindle版

八男って、それはないでしょう！　７ (MFC)

• 出版社/メーカー: KADOKAWA
• 発売日: 2019/12/23
• メディア: Kindle版