マジンガーZ「コウジのおわび」最終話 [小説]
「お、シロー。待たせたな。食えよ。今度のはちょっと工夫が凝らしてあるからよ」
「工夫って・・」
「まあ、ちょっとしたことよ。企業秘密って、やつさ」
「ふうーん」
その秘密がなんなのか知りたかったが、とりあえずそばに手をつけた。
「いただきます」
形は先ほどと同じ。しかし、腰が全然違う。
「うまい、うまい」
「お、そうか、ありがとよ。へっへっ」
テレ笑いを浮かべる。
調子に乗ったコウジクンは、
「じゃー、もっと食べろよ。ほらー」
と無理やりシローの口の中に押し込む。
「兄ちゃん、こんなに食べられないよ」
「大丈夫だって、ほら」
皿に強引に口の中に入れていく。
ついに、シローのおなかがパンパンになった。
「ト、トイレー」
シローは腹痛を起こした。
そして、トイレへ慌ててかけていく。
どうやらシローは下痢をしてしまったらしい。
これは三日間続いた。
シローにわびるはずが、またまたシローを困らせる結果になってしまった。
機械獣との戦い以外は役に立たないコウジであった。
完
「工夫って・・」
「まあ、ちょっとしたことよ。企業秘密って、やつさ」
「ふうーん」
その秘密がなんなのか知りたかったが、とりあえずそばに手をつけた。
「いただきます」
形は先ほどと同じ。しかし、腰が全然違う。
「うまい、うまい」
「お、そうか、ありがとよ。へっへっ」
テレ笑いを浮かべる。
調子に乗ったコウジクンは、
「じゃー、もっと食べろよ。ほらー」
と無理やりシローの口の中に押し込む。
「兄ちゃん、こんなに食べられないよ」
「大丈夫だって、ほら」
皿に強引に口の中に入れていく。
ついに、シローのおなかがパンパンになった。
「ト、トイレー」
シローは腹痛を起こした。
そして、トイレへ慌ててかけていく。
どうやらシローは下痢をしてしまったらしい。
これは三日間続いた。
シローにわびるはずが、またまたシローを困らせる結果になってしまった。
機械獣との戦い以外は役に立たないコウジであった。
完
新装版 マジンガーZ オリジナルver.(1) (講談社漫画文庫 な 2-33)
- 作者: 永井 豪
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2009/09/11
- メディア: 文庫
新装版 マジンガーZ オリジナルver.(4) (講談社漫画文庫 な 2-36)
- 作者: 永井 豪
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2009/10/09
- メディア: 文庫
2012-08-02 23:00
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