オリジナル小説「勇者のその後」 [小説]
最近、まおゆうが放送中です。王道ファンタジーのお約束を破る設定を楽しんでみています。魔王を倒せば、世界は平和になる・・というわけでないようです。経済的問題を解決しないといけないのですね。
私も勇者が主人公のお話を考えていました。しかし、いまだに、あらすじのみですし、そのあらすじすら、最後どうなるのか書いていません。以下がそのあらすじです。
勇者は魔王を倒した。世界に平和が戻り、勇者は救世主として、世界中の人々から賞賛された。初めはそういうチヤホヤに浮かれていたが、徐々にいやになっていた。どこか人里はなれた場所に行方をくらましてみようかと思ったが、やめた。大混乱するに決まっている。仕方がないから、世界を救った勇者として、国にいつづける事にした。
そして、20年の歳月が過ぎた。勇者も結婚し、子供が生まれた。いつの間にか成長し、17歳になっていた。しかし、その子供はいつも親である勇者に反抗的な態度ばかりとする。思春期というのもあるだろうが、それだけでない。
子供は毎日親と比べられて困っているのだ。世間は当然、勇者の息子だから武術も強いだろうと思っているようだが、息子は武術どころか運動はまるで駄目なのだ。一般人の子供の方がよほど優秀だった。教師も何も期待しなくなったのだが、それでも注目の的なのは同じだ。「どうして、僕をあんたの子供として生んだんだ。勇者の子供になんて生まれたくなかった。普通の人間の子供に生まれたかった」といつも言っている。
息子の言うことは勇者にもわかるし、勇者自身、何かにつけて、人に注目されるのは、いやなのだ。どうして、魔王を倒してしまったのだろう。いっそ、倒さない方がよかったのではないかと思ったりするのだが、いまさらどうしようもない。
そんな時、魔界から再びモンスターが出現しだした。勇者によって魔王は倒したのだが、その息子は生きていた。成長し、魔王の後をつぎ、軍団を率いて、人間界に攻め込んできた。
世間は当然、勇者に期待する。勇者はこの20年間、訓練を怠っていなかったし、伝説の剣も持っている。たぶん、1対1で戦えば勝てるだろう。しかし、本当にそれでいいのか。勝ってしまえば、今以上に世間の注目を浴びるし、息子もやっぱり注目される。
どうすればいいのか。悩みぬいた末、勇者はある行動に出た。
私も勇者が主人公のお話を考えていました。しかし、いまだに、あらすじのみですし、そのあらすじすら、最後どうなるのか書いていません。以下がそのあらすじです。
勇者は魔王を倒した。世界に平和が戻り、勇者は救世主として、世界中の人々から賞賛された。初めはそういうチヤホヤに浮かれていたが、徐々にいやになっていた。どこか人里はなれた場所に行方をくらましてみようかと思ったが、やめた。大混乱するに決まっている。仕方がないから、世界を救った勇者として、国にいつづける事にした。
そして、20年の歳月が過ぎた。勇者も結婚し、子供が生まれた。いつの間にか成長し、17歳になっていた。しかし、その子供はいつも親である勇者に反抗的な態度ばかりとする。思春期というのもあるだろうが、それだけでない。
子供は毎日親と比べられて困っているのだ。世間は当然、勇者の息子だから武術も強いだろうと思っているようだが、息子は武術どころか運動はまるで駄目なのだ。一般人の子供の方がよほど優秀だった。教師も何も期待しなくなったのだが、それでも注目の的なのは同じだ。「どうして、僕をあんたの子供として生んだんだ。勇者の子供になんて生まれたくなかった。普通の人間の子供に生まれたかった」といつも言っている。
息子の言うことは勇者にもわかるし、勇者自身、何かにつけて、人に注目されるのは、いやなのだ。どうして、魔王を倒してしまったのだろう。いっそ、倒さない方がよかったのではないかと思ったりするのだが、いまさらどうしようもない。
そんな時、魔界から再びモンスターが出現しだした。勇者によって魔王は倒したのだが、その息子は生きていた。成長し、魔王の後をつぎ、軍団を率いて、人間界に攻め込んできた。
世間は当然、勇者に期待する。勇者はこの20年間、訓練を怠っていなかったし、伝説の剣も持っている。たぶん、1対1で戦えば勝てるだろう。しかし、本当にそれでいいのか。勝ってしまえば、今以上に世間の注目を浴びるし、息子もやっぱり注目される。
どうすればいいのか。悩みぬいた末、勇者はある行動に出た。
まおゆう魔王勇者 1「この我のものとなれ、勇者よ」「断る!」
- 作者: 橙乃 ままれ
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2010/12/29
- メディア: 単行本
まおゆう魔王勇者 「この我のものとなれ、勇者よ」「断る! 」 (5) (カドカワコミックス・エース)
- 作者: 石田 あきら
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2012/12/22
- メディア: コミック
2013-01-23 23:00
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