映画ゲド戦記・・これで宣伝にならない！？

　ジブリの最新作の宣伝の為でしょうけど、ゲド戦記がテレビでやっていました。確かこれで2度目の放送のはずです。1度目は見逃したので、今後こそ見ようと思っていました。しかし、うっかりビデオ予約をし忘れて、気づいたら最初の十何分かは過ぎていました。後悔しましたが仕方ありません。その場面から見ることにしました。
　途中から見たのも原因の一つでしょうが、さっぱりおもしろくありませんでした。影の存在する理由や父親殺しの理由などがさっぱりわかりませんでした。複雑な設定は、結局クモという悪い奴をやっつけて作品は終わってしまったので、謎は謎のまま終わりました。
これは映画の時間が短すぎたというよりもひとえに監督の力量不足でしょう。監督第1作だから仕方がないという見方もあるでしょうが、それにしてもひどすぎです。この作品はジブリ作品であってジブリ作品でないのです。
　現在同監督の最新作が公開されていますが、はっきり行って見に行く気ありません。もともと映画館に足を運ぶタイプではないですし、なによりこの監督の作品に期待が持てないからです。
　テレビでのゲド戦記放送は宣伝の為だったのでしょうが、これでは逆にお客さんを映画館から遠ざけてしまうでしょう。

風の帰る場所―ナウシカから千尋までの軌跡

• 作者: 宮崎 駿
• 出版社/メーカー: ロッキング・オン
• 発売日: 2002/07/19
• メディア: 単行本

『月刊アニメージュ』の特集記事で見るスタジオジブリの軌跡―1984-2011 (ロマンアルバム)

• 作者:
• 出版社/メーカー: 徳間書店
• 発売日: 2011/03/12
• メディア: 大型本